それでも馬は走る

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桜花賞のCMで読むサイン馬券!?

 予想法の一つに、「サイン馬券」があります。最近起こった時事ネタや、JRAのポスター・CM映像からメッセージを読み取る、という手法。馬仲間の会話には格好のネタで、「山本モナが話題を振りまいた2008年の有馬記念は、14番人気のアドマイヤモナークが2着に入って大荒れに。馬連で3万もついたんだよなあ」などと盛り上がれます。

 個人的には、その多くが冗談半分の後付けで、何か根拠があるものではないと思っていますが、先日の高松宮記念のCMを見返すと面白いなあ、と感じました。
 

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 CMのテーマは「風」。窓の「外」から吹き込む風が印象的に描かれます。で、優勝したのは香港馬エアロヴェロシティ。エアロ(aero)は「空気、気体」という意味ですから、外(国)からの風、とも読み取れます。

 さらにこの映像では、7秒あたりに一瞬「715」と書かれた段ボールが出てきます。2着馬のハクサンムーンはまさに7枠15番でした。これも偶然でしょうか?(笑)

 となると、来たる桜花賞(4月12日、阪神競馬場)のCMもじっくり見ちゃいますよねえ。

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 今回のテーマは「パワー」のようです。他にも、
・食い逃げする鶴瓶→逃げ馬?
・ランチ1600円→16番の馬?(そんな簡単なサインなら苦労しない)
・瑛太の背中(英語でback)を引っ張る有村架純→やはりルージュバックか?
など、いろいろありそう。

 しかしこれ、冷静に考えると、客が頼んでいないランチ(しかも他人に食われる)で1600円請求するかー、とツッコミたいストーリーですなあ(苦笑)。

 おそらくCMを制作する方も、映像からサインを読み取ろうとする人の存在は認識していて、「こういう映像を作ったらこう読まれるかも」などと考えているはず。そういう作り手と受け手のコミュニケーションも、また競馬の面白さだと思います。ではでは!