それでも馬は走る

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皐月賞の枠順の傾向

こんばんは。

今日の桜花賞は、いかがだったでしょうか?私はウインファビラスから入って沈没しました。好位を走っていて、一瞬夢を見たんですけどね。
気を取り直して、来週の皐月賞に向けて頑張りましょう。

さて皐月賞は、枠順についてある傾向があります。
それは「4~6枠がイマイチ」ということです。

18頭以下で行われた、1990年以降の中山開催の皐月賞(合計25回)で、全出走馬の成績を枠順別に見てみましょう。

・1~3枠(148頭、平均8.7人気)…(11,11,8,118)
  勝率7%、複勝率20%、単勝回収率123%、複勝回収率82%
・4~6枠(149頭、平均9,7人気)…(3,8,10,128)
  勝率2%、複勝率14%、単勝回収率10%、複勝回収率63%
・7~8枠(146頭、平均9,7人気)…(11,6,8,121)
  勝率8%、複勝率17%、単勝回収率94%、複勝回収率57%

2002年の皐月賞で、馬番2番で15番人気だったノーリーズンが勝ち、単勝万馬券(11590円)になったため、1~3枠の単勝回収率が跳ね上がっていますが、それを抜きにしても、枠順ごとの勝利数にかなりの差があります。

クラスなどに関係なく、中山芝2000mで多頭数で行われるレースの枠順別成績をみると、それほど枠順による差はないので、これは皐月賞に限った現象といえそうです。
皐月賞で、人気馬が「4~6枠」に入った際は、要チェックだと思います。