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それでも馬は走る

競馬の話題と、ささやかな予想をお届けします。

2016年の前半を振り返る

今年の前半(1月~6月)の「気になる馬」の成績を振り返ってみたい。

「気になる馬」について、「KLAN」という競馬データベースサイト上で、発走前に◎を打っておくと、後ほど簡単に集計してくれる(発走前に◎を打たないとダメなので、後で操作できない、信頼できる数字だ)。

詳しくは、こちらから見られる。


今年前半、このブログで書いた「気になる馬」は585頭。
通算成績は(102,87,83,313)で、勝率18%、連対率32%、複勝率47%。
だいたい6頭に1頭が勝ち、3頭に1頭が連対、半数弱が馬券に絡んだ計算だ。

単勝回収率は87%、複勝回収率は101%。
複勝回収率がかろうじて100%を超えているが、単勝回収率はなかなか上がらない。
穴馬が勝てば一気に上がるのだろうけど、しばらく我慢が続く。
競馬は基本的に当たらないので、精神力の勝負だと思う。

ここからは、上の「KLAN」画面では分からないが、585頭をより細かく見てみよう。

【芝かダートか】
・芝(216頭)     勝率13%、複勝率42% 単勝回収率89%、複勝回収率108%
・ダート(369頭) 勝率20%、複勝率49% 単勝回収率84%、複勝回収率96%

 勝率や複勝率は、ダートの方がよい。これは、スピード指数が基本的にダートの方に有効だからだ。芝の場合、芝の状態が大きく影響するので、指数以外の要素が重要になる。それに対し、ダートは馬場が安定しているので、指数どおりに決まる確率が高い。

 ただそれゆえに、ダート戦では指数上位馬が人気になり、回収率が低くなってしまう傾向にある。芝の複勝回収率が高いのは、3月13日の中山牝馬Sで指名したメイショウスザンナ(15番人気)が3着に入り、複勝で1840円ついたことが大きい。

【馬場状態】
・良馬場(407頭) 
  勝率18%、複勝率51%、単勝回収率92%、複勝回収率115%
稍重、重、不良(178頭)
    勝率16%、複勝率36%、単勝回収率73%、複勝回収率68%

 ご覧のように、馬場状態によって大きな差があった。今年前半の「気になる馬」を、良馬場の時だけ単複ベタで買っていたら、プラスになっていた計算だ。やはりスピード指数を軸にした予想は、良馬場の時にもっとも効果を発揮するらしい。
 年の後半は、馬場がよくない時は、潔くケンしてみようかとも思う。

【クラス】
・重賞(33頭) 
  勝率12%、複勝率49%、単勝回収率124%、複勝回収率204%
・1000万下~オープン特別(141頭)
  勝率16%、複勝率43%、単勝回収率73%、複勝回収率98%
・500万下(228頭)
  勝率19%、複勝率51%、単勝回収率107%、複勝回収率101%
新馬、未勝利戦(183頭)
  勝率16%、複勝率43%、単勝回収率64%、複勝回収率83%

 クラスによって大きな差がある。500万下はよく、未勝利戦は低い。未勝利戦での不振が、全体の成績を大きく下げてしまっている。
 仮説だが、未勝利戦は、キャリアの浅い馬も出てくるし、若い馬が成長しているので、過去の結果をもとにするスピード指数が通用しにくいのではないだろうか。
 逆に500万下は、ある程度力が安定した馬同士の競争になり、指数の信頼性が増すのだと思われる。

単勝オッズ別】
・5倍未満(244頭)
  勝率17%、複勝率47%、単勝回収率78%、複勝回収率86%
.・5倍以上10倍未満(161頭)
  勝率15%、複勝率46%、単勝回収率98%、複勝回収率98%
・10倍以上20倍未満(101頭)
  勝率9%、複勝率35%、単勝回収率104%、複勝回収率110%
・20倍以上(79頭)
  勝率3%、複勝率15%、単勝回収率63%、複勝回収率137%

 これも、傾向がはっきりしている。要するに、人気馬で勝負すると長期的にはマイナスになってしまうのだ。どんな予想法でも通じる真理だと思う。
 競馬をしていると、やはり当たらないと面白くない。特に、競馬場に行った時などはそうだ。「せっかく競馬場まで来たのだから、1レースぐらいは当てたい」と思う。
 そこで、どうしても当たりやすい人気馬を中心視してしまう。人気馬を軸にした場合、外れても、「みんなが評価していたこの馬が来なければ仕方がない」と、あきらめもつきやすい。
 こういうファン心理が働くので、「人気馬がより人気になる」という力が働く。その分、穴馬に妙味が出るわけだ。
 ただし、穴馬は確率的には、当たりにくい。土日ずっと勝負してすべて空振り、という恐れもある。長期的にプラスを目指すなら、ずっと当たらないことに泰然としていることが必要なのだ。これは、口で言うのは簡単だが、実際はかなり難しい。

 という分析を踏まえて、今年後半は、
・良馬場重視
・未勝利戦は慎重に
・人気馬にあまり手を出さない
という方針で行こうと思います。引き続き、よろしくお願いします!