それでも馬は走る

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【宝塚記念】興味深い枠順別成績

今週は、今年前半を締めくくる宝塚記念。昨年は阪神競馬場に見にいき、直前までゴールドシップを軸に考えながら、パドックで考えを改めて痛恨の外しを食らったレースなので、今年は気合を入れて臨みます。

宝塚記念というレースがもつ傾向を調べようとしていると、枠順別の成績が興味深いことに気づきました。勝ち馬が出ている枠と、そうではない枠が極端にわかれているのです。

1992年以降、阪神競馬場で行われた21回の成績をまとめると、


・1枠 2- 1- 6-17/26 勝率8% 複勝率35%
・2枠 0- 2- 1-25/28 勝率0% 複勝率11%
・3枠 3- 1- 2-25/31 勝率10% 複勝率19%
・4枠 0- 8- 4-22/34 勝率0% 複勝率35%
・5枠 2- 6- 4-27/39 勝率5% 複勝率31%
・6枠 7- 0- 0-35/42 勝率17% 複勝率17%
・7枠 0- 2- 1-40/43 勝率0% 複勝率7%
・8枠 7- 1- 3-34/45 勝率16% 複勝率24%

となります。2枠、4枠、7枠からは勝ち馬が出ていない一方で、6枠の馬は7勝もしているのに2着、3着はゼロ、など、なんだか偏っています。

年によって頭数が違うので、枠順別成績にあまり意味はないかもしれませんが、もしかすると宝塚記念の癖のようなものかもしれないということで、参考にしていただければ幸いです。では、枠順の決定を楽しみに待ちましょう!